【日本語教育能力試験】合格のヒント2

1で、【マインドセット】の話をしました。

次に、どんなテストか知りましょう。

ここでは、すでに勉強したことのある人ではなく、

まだ、勉強したことがない人、ちょっと日本語を教えてみたいとか、外国に行くことになって、とか、そういう人向けに書いています。

さて、まだ、どんなテストかわからない人は、テストを眺めてみましょう。

過去の問題が手元にあればそれでもいいし、

市販されている対策本や問題集の中の「きちんとした本試験と同じ形、同じ時間で解くような問題」を一度眺めてみましょう。できれば、問題文も読んで、選択肢も読んでみるといいですね。

解答する必要はありません。だって、まだ、勉強していないんですから、できなくて当然。下手に解答して、3割しかあっていないなどと落ち込むのはばかばかしいので。

もちろん、頭脳自慢や国語に覚えがあり、という自信家は最初から解答して、何パーセントできた、と確認するのもいいかもしれません。でも、くれぐれも、落ち込まないように。

それで、「こんな感じなら行けそう」「勉強すれば、なんとかなりそう」と思ったら、そのまま、勉強スタートです。

逆に「わあ、こんなテスト、できるわけないよ」「無理無理無理」という気持ちになったら、【マインドセット】を思い出しましょう。

なんのために「試験の合格」を目指すのか思い出しましょう。

もう一度、言います。試験に合格しなくても、あなたの日本語を教えたいという夢は実現できるかもしれない。だから、「試験合格」だけが唯一の道ではありません。

先に言っておくと、ぼんやりと、「のちのち10年後くらいに日本語を教えたくなるかもしれないし、合格していると就職にその時に、有利そうだから」という気持ちだけで受験する場合、「テストみて、勉強できそう」という人はOKですが、「無理無理」という気持ちと「ぼんやり目的」が重なっているのに、無理やり勉強スタートすると、「やらなきゃ」「ああ、でも、今日もできなかった(本当はしなかっただけだけど)」と自分が嫌いになる可能性大です。

だから、無理しないでください。

 

はい、今回のまとめ。

「マインドセット」がきちんとできたら、「テストを眺めてみる」

「マインドセット」OK  「テストみて」OK  ならOKスタート

「マインドセット」OK 「テストみて」NO なら、勉強方法を工夫しましょう。大丈夫です。

「マインドセット」まあまあ 「テストみて」OK やってみましょう。

「マインドセット」まあまあ 「てすとみて」NO 試験合格以外の道を一度考えてみましょう。(もしくは、再度マインドセットです)