外国語でコミュニケーションをするときの魔物?裁判官!どうする?

コーチングの先生から聞いた話ですが、「インナーゲーム」という

用語があるらしいです。

本当は、コート上の相手と戦って勝利を目指す必要があるのに、実際には、自分の頭の中で、「遅い、とか、ああ、もっと、ラケット振り切れ」とか、そういう自分に対するだめだしがあって、その頭の中の戦い(インナーゲーム)が、実際のテニスのゲームに悪い影響がある、というものかな、ざっくりいうと。

なにか、前回取り上げたモニター仮説と似ていませんか?コミュニケーションは、

要するに相手に伝えること、相手のことを理解すること、その会話などを通して、何らかの欲求を満たすというか、目的を達成していくことですね。

それなのに、会話最中に、裁判官現れて、だめだし。それで、会話が途切れたり、ぎくしゃくしたり。まさにインナーゲームです。

I like egg very much(ああ、an つけるのわすれたぞ!馬鹿!)

外国語でのコミュニケーションについては、みなさん、考えてほしいんですが、

ここではテニスの例をヒントに。

たとえば、フォームとか体の向きばかり気にして、きちんと打てない人がいるとする。

(たぶん、テニスコーチに、もっと腰をひねって、とか何か指導された可能性大。 それを気にしだしたら、入っていたボールまで入らなくなった。 それってどうなのか?というのは、別の回に。 でも、実話です。私の。

 

インナーゲームをやめて、外のゲームに集中させるには、

その人には、ボールに集中してくださいといえばいいらしい。

(語学でいったら、文法じゃなく、内容に集中ってことね)

が、ボールに集中って、ことに意識が行き過ぎて?うまくいかない。

(内容重視、内容重視、と肩に力入りすぎて、会話がきぐしゃく)

で「ボールの縫い目をみて、それが縦か横か、みてください。」というと、

目的は、縫い目をみることで、結果として、ボールをみて集中し、

インナーゲームにならずに後は、自然に今ある力を最大限にだせるようになる。

という話です。

さて、テニスのアドバイスの縫い目が縦か横か、という部分。

学習者に、どんなアドバイスをすると、裁判官が活躍するインナーゲームにならずに、

自然に、今ある力を最大限に発揮できるのでしょうか?

それは、先生、みなさんが、学んでいる人に合わせて、

考えてみてください。