日本語の先生のためだけの、「教壇で緊張を和らげる」ってことについてかいてみたいと思います。
まず、教室に入りました。
シーンとしてます。 (わあ、こわー、なに、この静けさ)
「おはようございます」
学生 小さい声でぼそぼそ、「おはよ・・」
「さあ、今日もがんばりましょう」 しーん (わあ、反応うす!)
(ああ、緊張してきた、どうししょう)
「べらべらベラ。。。と先生が一方的に話して、沈黙を埋める、
で、学生は、(先生の話、速い、わからない、)で、ますます、シーン。 の悪循環。
ということで、シーンとしてると、先生もきつい。
なので、、、
ともかく、学生に声をだしてもらうのが、最初のタスクだと思います。
既習の単語の写真とか出して、「これ、何?」と聞いて、答えが出ても、でなくても、
ホワイトボードに文字を書き、先生は発話、そして、全員でコーラス。
単語だったら、1回だと、すぐしーんとしてしまうから、2回、3回くりかえしてもいい。
それだけで、全体があったまってくるかもしれません。
次に興味を引く自己開示(別に、趣味でも、昨日のできごとでも)
これは、「聞き方」の問題ですけど、
いきなり、「朝ご飯何をたべましたか?」とか、「好きなテレビ番組は?」とかいっても、乗ってこないときがあります。
尋問調になると、なおさら、だめです。向こうも嫌な気持ちになるかもしれません。
で、まずは、自分から話す。
「私は、けさ、カップラーメンを食べました。〇〇の〇〇ラーメンです。まずかった~」とか。
で、「ええ、おいしいよ、先生」とか「たべたことない、名前、もう一度言って」など反応を引き出す。
これだけでも、あったまってきますけど、その後で、「Aさん、朝ご飯、何を食べましたか?」と聞いたらどうでしょう? もしかしたら、いい反応が返ってくるかもしれません。
そうすると、学生のことが引き出せて、緊張がほぐれるかもしれません。
★ヒントとしては、
「コーラスさせる」
「質問の前に自己開示」
でした。
教室の雰囲気がパッと明るくなると、緊張がほぐれるか、一度試す価値はありますよ。
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