人前で緊張したら2

緊張はわるいことではないですよね。

緊張は向上心の証であったり、

人に役立ちたいという思いの結果だったり、という話をしました。

 

でも、それでも、緊張がきついという方へ、

特に、人前に立つと、ともかく、緊張してしまう方へ、ちょっとしたヒント。

 

自分のこと、やり方、話し方、内容などを「うまくやろう」としたとき、気持ちは自分の方を向いています。(私もありがち)

というか、ほぼこれです。ああ、どうしよう、ちゃんとできるかな、下手だとか、馬鹿だとか思われないかな、と思うと必ず緊張します。

(後、知らない人だけの前でやるのも、緊張しますよね。これは別の回で)

ともかく、自分をかっこつけようとすると、緊張感が高まります。

 

★ここからヒント★

 

人前で話すとき(学校のクラスでも教師として、緊張することがありますよね、特に新人だと)

聞いている人のことを考える、この人にどうなってもらいたい、ああなってもらえたら、うれしい。そんなことを

考えながら、ただ、ただ、一生懸命やっていると、あれ、いつの間にか、終わってた、ってこともあります。

あれ、緊張してたんじゃなかったっけ?  になるんです。

「でも、緊張しているとそんなこと、考えてられないよ」って?

全員じゃなくてもいい、だれか、一人、二人でもいい、この人に成長してほしい、変わってほしい、理解してほしい、っという人を探せたら、その人のことを思って、何か話をしてみたらどうでしょう。

別のところで書きますが、自分のためだったら、意見を言わないで我慢する人が、子供のためだったら、声をあげられる、って、同じことですよね。「人のために」という気持ちが「緊張」を上回る瞬間です。