今回は、「ちょっと気にくわない学生がいるけど、先生だし、すきにならなきゃ」という人向けに書きました。
(仕事上の上司、先輩、後輩、部下、サークル活動上の先輩、後輩、いろいろなシチュエーションでも考えてください)
さて、その前提として別の話をします。
自分を好きになるという時に
自分の体の感覚に気づいたり、
「あ、こういう場面でこんないい感覚あるんだ。」
「これが好きなんだ。」
と感じたりすることが、まず第一歩です。
自分のプラス感覚に気づけ!ですね。
そして、それを積み重ねて、自分を少しずつ好きになる。
今回は逆。
自分のマイナス感覚に気づけ!
(気づかずに、嫌な感情にふたをしてしまうと、
感情自体がなくなっていくような話を聞いたことがありませんか?)
マイナスに気づいたら、素直に受け入れよう。
というのがテーマ。
「あゝ 私、そんな気持ちなんだ!しかなたい、そんな気持ちなんだから」
「そんな気持ちも、まあありだよね」
って、思ったら、楽になるかもという話です。
これは、「先生は~べきだ」「親は~べきだ」と思いが強い真面目なヒト向けのメッセージとも言えます。
さて、始めの話に戻ります。
「ちょっと気にくわない学生がいるけど、先生だし、すきにならなきゃ」という先生がいたとして、
「自分は教師だ。クラスの子を平等にみんな愛さなくちゃ。」
「ああ、あの子、どうも気に入らない。今、私、教師にふさわしくないこと考えちゃった。」
「ダメだ。ダメだ。ああ、教師として、失格だ。」
「もっと、あの子を好きにならなきゃ。愛情を持って接しなきゃ」
と苦しくなる。(実体験済みです)
ほんとに自分は愛のない、度量のない人間だ。このまま、仕事してていいのかなって。
で、私の気持ちをいうと、
生意気な生徒、気に入らない生徒、
いてもいいじゃないですか!人間だもの。
まずは、そんな自分がいることをゆるしたら?
許せなくても、まずは、そんな自分がいることを認めましょう。
あきらめましょう、それもあなたなんです。
で、それを思い切って、人にも話してみる。
そうすると少し楽になって、
前向きに、気に食わない生徒にも接することができるかもしれないのです。
★ただ、認めて、人にも話してみる★
「不完全な自分」を認められると、先生として「不完全な生徒」を受け入れやすくなるってこともあるかもしれませんね。
これが、自分の子供や家族のばあいも同じですよ。
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