皆さん、人前で、プレゼンテーションをするとか、スピーチするとか、教壇に立つとか、
そういう場面で猛烈に緊張する方はいませんか?
私も、講演会などでは、緊張しています。
さあ、どんな話をしたら、皆さんに響くだろう、伝わるだろうか。
どんな活動をしたら、楽しんでもらえるだろうか。
たぶん、この緊張感はずっと、なくならないだろうな、と思っています。
何回、やっても。何年続けても。
やっぱり、できるだけ、いい会にしたい、いい場所にしたい、いい学びになってほしい、とか、
そう思っているからこそ、緊張するんですものね。
で、今日お伝えしたいことは
緊張しなくなったら、それは、もう「もっとよくしよう」という向上心がなくなった、ということ。
慣れで、やっているだけということ。
だから、私はこれからも、緊張を楽しみつつ、
直前まで、悩みたいと思います。どの話をしようかな、と。
今の私だったら、講演会なら、「どんな話をしたら、多くの人が何か気づきがあるだろう」
ワークショップだったら、「どんな活動をしたら、この人たちは、ドキドキしながらも楽しんで、何かつかんでくれるだろう」
日本語を教えるときだったら、「どんな場面を出せば、目の前の学生が、この表現は必要だな、と思ってくれるだろう」
日本語の先生の卵だったら、「どう伝えれば、今の学びが将来の指導に役にたつ、ということを実感してもらえるだろう:」
それで、緊張感は、取れないのです。でも、そんな自分も素敵だな、と思うようにしています。
皆さんも、「緊張」したら、あ、自分は、「今「向上」したいと思ってるんだ」と自分に誇りを持ったらどうでしょう。
そして、それが「みんなに伝わるかな」と思ったら、「私はみんなのためを思って、緊張しているんだな、いいぞ、私」という気持ちでいられたらどうでしょう。
なお、私を直接ご存じの方、「うそ、緊張しているようには、見えない!」って?
いえ、緊張しているんです、でも、みんなそんなもの、実は、緊張してても、そうはみえない、ってケース結構あるんですよ。自分ではわからないから、周りの人に聞いてみてください。
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