にほんごを教えるヒントー相手に立場にたつ(動詞の活用に関連して)
初級、それも前半の学習者を教えるときに、 動詞の活用を教える場面がありますよね。 いろんな教科書があるけれど、「~ます」の形から紹介しているとして、 (写真を)「とります」は 5段活用の動詞だ…
ことばを通して、ことばを超えて、人のつながりと喜びを応援したい!
初級、それも前半の学習者を教えるときに、 動詞の活用を教える場面がありますよね。 いろんな教科書があるけれど、「~ます」の形から紹介しているとして、 (写真を)「とります」は 5段活用の動詞だ…
「瞬間動詞」 めがねをかけます、は瞬間的だよね、30分もその動作をつづけられないよね、 だから、「めがねをかけています」は、その後の「静か―」な今のこれを指すんだよ。 でも、たべます、は、ながーくできるよね…
「日本語教師をやっています」という言葉に対して、返ってくる反応のひとつに、 「じゃあ、英語、ペラペラなんですね」というのがあります。 「いやあ、英語、ダメですよ、日本語だけで日本語を教えるんです」というと、 「日本語で日…
「ている」の続きです。 前回 「食べる」「開く(あく)」「着る」の3つの動詞を出して、動詞の種類によって、 「~ている」が持っている可能性が異なることを示しました。 「進行」「結果状態」「繰り返し」の表を覚えていますか?…
ブログって、書くの大変ですよね。 私は、できるだけ、一般の人がたまたま見ても、役に立つものをと思い、個人的な行事とか、出来事とか、思いの変化とか、そういうものはブログではなく、メールマガジンの方で書いてきました。これから…
ここでは、有名どころの「アスペクト」の記号、「-ていー」を紹介します。 前回「たべはじめた」の「たべ」核の動詞、「はじめ」アスペクト(開始)「た」テンス(過去)と紹介しました。 それに倣うと、「たべていた」は「たべ」核の…
「テンス」「アスペクト」と書きながら、 4にして、ようやく「アスペクト」に入りました。 アスペクトというのは、一言でいうと、現象時点の「赤マグネット」とビヨーンと横に引き延ばして、 長~い楕円形というかベルト?のようにし…
ものごとを学ぶときに、「背景」を知るということがとても意義がある、という話です。 何にしても、 今も歴史上の出来事や、もしくは発見、何かの技法などの発明には、背景がある、 そして、その背景を知ることで、よりものごとが理解…
「テンス」の話をしてきました。念のため、日本語では「時制」です。 ちょっとだけ、「る」「た」の話を使って、英語との違いを見ていきましょうか。 「私はラーメンを食べる」を英語にしてください。 Aさん「ああ、わたし、英語が苦…
「テンス」は 2つの時点 「発信に表現されている現象」の時点と「発信」の時点のふたつの関係だということを前回お話ししました。 ちょっと、日本語でみていきましょう。 前回あげた例「ラーメンをたべた」「ラーメンをたべる」を再…
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