「それ」の話1

「それ」って何でしょうか?

英語にすると「that」とか「it」などが思い浮かびませんか。

私が中学の時は、確か、これ this それ that あれ that over there

と教わったような気がします。 それ、あれ、ふたつとも、that ついてるやん、どないなってんねん?

と思いながら、真面目な私はそのままにしてきました。

でも、「it」なんてのも、「それ」と訳しそうですよね。

外国の人にとって「それ」は難しいし、日本人が英語を学ぶ時も、that とか it の使い方が難しい。

こう書くと、英語のitの話、  今、8時です。っていうときになんで It is 8 o’clock. それは8時です。にするの?
という日英対照の話に入っていくんですけど、それは置いといて、

今日は、「それ」にふたつの種類があるよ、ということだけ。

「ねえ、それ、何?」

それは大変だったねえ」

上の方は、指さしできるタイプ、目の前にあるからね。

下の方は、指さしできないタイプ、頭に思い描いているだけ。

 

次回以降は

上のタイプの「それ」「あれ」の違いについて考えます。

下のタイプに関連しても「この店」「その店」「あの店」

「こんな」「そんな」「あんな」 の話などです。