何か一生懸命やってて、全然うまくならない、って落ち込んだこと、ないですか?
語学を勉強してても、そんな気分になって落ち込むことがよくありました。
正直今も、あります。
語学の勉強で、海外にいったときのことです。同じクラスに入った人が、初めはたどたどしかったのに、2か月もすると、すごく現地の人と楽しそうに話しているんです。自分には、その会話についていくのもやっとだし、何よりも、現地の人の発音が聞き取れて、しかも現地の人のように話してる!!
くやしくて、というより、いつまでも成長しない自分が情けなくて、情けなくて。ずーっとそんな気分で、外国の人より、現地の人と楽し気に話す日本人と一緒にいるのが、つらかった。
でも、実は、後から思えば、少しずつ、成長していたんですよね。初めのころ、できなかったプレゼンテーションが3か月目には、たどたどしくてもできるようになったし。(その当時は、他の人と比べて、まだまだだめだと思ってました。)
もちろん、性格や能力がひとによって違うので、自分より、どんどん先に行く人がいるのは、当たり前だと、わかっていても落ち込む。
そんな時は、前にもはなした「初心を思い出す」ということと、
いつも自分の出発点を忘れない、ということです。
どうしても、先の目指すべき、すてきな会話ができる自分、を基準にして考えてしまう(初心を思えば、ああなりたい、っていうのが目指すべきものですしね)ので、しかたがないかもしれませんが、
実は、後ろを振り返って、初心の時の自分の状態を思い出すのが、大切。 「あ、私、あの時よりうまくなっている」という感覚が大事。
人と比べないこと、
出発点(やりたいと思った原点)を忘れない。
出発の状態からの成長を見る(味わう)、喜ぶ。
そして、そこから未来を冷静に見つめる。(今後の方法を考える)
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