今回は、そんなこと、本人はまったく、意識してないというのがテーマです。
だから、意識してそこをまねても意味がない!
テニスの話が続いてしまいますが、
バックハンドの打ち方に
手首を折る、っていう写真がいっぱいあったんで、やったんです。
イメージがわかない人は読み流してください。
一生懸命、ラケットを後ろに下げるとき、手首を90度ぐらいまげて、
止めて、確認してから、素振り、なんていうことをやっていました。
でも、ボールが来るときにやると、うまくいかないんです。
実は、、、
それは、脱力して、後ろにラケットがある状態で
腕を前にだすと、本人はその形を作ろうと意識しないでも、自然になるフォームだったんですね。
だいぶ後から気づきました。しかも、脱力中。まったく意識してない。
手首に力入れてない。
私、分析好きなので、
その写真をみて、ラケットをさげるとき、むりやりその形を
自分の力で作ってたんです。
プロ選手。 体幹などを使って、体を回す、すると腕の先のラケットが
遠心力で振られるような感じで、前にでてくる。
その時の手首は力ははいっていない。単にラケットの重みと、体が腕を引っ張る作用の
間で、たまたま、自然にその形になった。
わたし、 そのたまたま、自然になっていた、形を手首に力をいれて、
作った上に、体幹や遠心力など、プロが意識しているような体の動きはまったくしていなくて、
撃沈。
人と会話しているとき、例えば、プロのコーチが「うん、うん」とうなづきがうまい上に、笑顔がいい、なんて思うと、つい、笑顔とうなづきばかり目がいってしまうんだけど。
もしかしたら、もしかしたら、
その人は、相手の心の動きを追おう、とか、相手の気持ちを楽にしよう、とか、別の目的で一生懸命やっていて、その結果、はたからは、うなづきと、笑顔がみえているだけかもしれない。
先生でも、リアクションがうまい、とか、質問が多い、とか表面上はそう見えるかもしれないけど、
単に学生がわかったかな、いいたいことがいえたかな?とそれだけを意識しているのかもしれません。
だから、表面上の結果をまねするのもあり、かもしれませんが、
できれば、本人に何を意識しているの?と聞いてみるのもいいかもしれませんね。
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