はげましのことばー日本語の先生編

それが、いずれ、腑に落ちたら、いろいろ書くこともできるんですが、今はまだ、「勇気づけ」というのが、分からず、「ほめたり」しています。

「いいですね」

「お、すごいねえ」

などなど。

なので、 その言葉によって、学習者がさらにやる気をだす、という意味で「励まし」後押しの言葉、というのをテーマにしています。

今回は、何か学習者がやったら、その行為自体にはげましを  という話です。

 

さて、どんなことだと思いますか。

相手のタイプ、何が苦手かにもよるんですが、

Aさんが、普段、発言しない静かなタイプだったら、

Aさんにやさしい答えやすい質問をして(あるいは、Aさんの趣味で、答えたくなるような質問をして)

答えてくれたら、

「Aさん、そうなんですね、私も知りませんでした。ありがとう」

漢字が苦手な非漢字圏の人が 漢字を使って書いていたら

「お、漢字  書いていますねえ」

「もっと使ってみましょうか。」と にっこり

極端な例だと

非漢字圏の学生が作文を書いて来たら

漢字には全部はなまるつけたっていいと思ってます。

 

 

会話のクラスで、 何か話題に出て、それを熱心に話してくれた。

もしかしたら、日本語めちゃくちゃで 半分ぐらいしかわからないかもしれない。

でも、先生に何か伝えたいって気持ちがあるんですよ。

だから、「わあ、ありがとう。気持ちが伝わって来たよ伝わって来たよ」というようなことをまず、相手のわかる方法で伝えたい。笑顔、声の大きさ、身振り、自分のハートを押さえたっていいし。

その後  日本語の指導があればして行きましょう。

相手の話が終わった直後、「はい、デバードじゃなくて、デパートですよ。行ってみましょう」ってやらないと思うけど 念のため。

特にボランティアの先生は 励ましモードとか

「わあ、あなたの話がもっと聞きたい!」モード

全開で 学習者に接してほしいなと思います。

毎週、来ていれば、少しずつ進歩します。

でも、ボランティア教室は強制じゃないので、

また来たいと思ってもらうのが とっても大事だと思うのです。

 

会話のクラスから スマホで打っていて、なんか、熱く語ってしまいました。お許しください。