だいぶ前に沖縄で仕事をしていました。
まったく違う言葉は覚えるだけだけど、同じ言葉で意味がちがうとびっくり、という
話です。異文化コミュニケーションでも、
「みえる文化」食事とか、家とか、服とか、まったく違うところであれば、「みえない文化」価値観なども違う、って、なんとなく理解できるんだけど、
「みえる文化」が、大体似ていると、「見えない文化」も同じだと思い込んで、
それが、大きな誤解と軋轢を生み出す、という話があります。
ちょっと、その同じだと思い込んだ例として、とってくれればいいです。
もしくは、漢字指導のときのヒント?になればいいですね。
人生ではじめて沖縄に上陸したときは、フェリーで車で行きました。
で、目的地に行く途中、確認で電話(たぶん、公衆電話だな、携帯もない時代)
しました。すると、「あがりえを右に入ったら、、、ぐすくじゅうじろ、、、」
というような会話。で、地図で探す(カーナビもない時代)
あがりえ、あがりえ、あがりえ、あがりえ、 んんん、ない、ない、ない、
で、「すみません、本当にみつかりません」と謝って、距離感とか、位置関係を聞きなおす。
「あの、そのあたりに「ひがしえ」ってあるんですけど、これですかね?」
「ああ、それそれ、「東」っていう漢字だね」
「おおおおおお、これが、「あがり」かあああああああ」
思い込みがあると、なかなか、その理解に至らないというお話。
後から納得して、なるほど、と思ったことがひとつ。「いりおもて島」って「にしおもて島」って書くんだよね。
つまり「東」太陽が「あがり」 西 太陽が「いり」です。
ちなみにわたしがすきな沖縄の読み方
東風平
南風原
興味がある方は、調べてみてください。
沖縄にはまっていく入り口かもしれませんよ。
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