今回は、極端な例示なので、先生も極端です。
現実にはこんな先生はいないと思います。
ある日
ホワイトボードに 絵が二枚と文がふたつ
先生 「ごはんをたべます。 それから、 テレビをみます。」
生徒 「はい。ごはんをたべます。 それから、 テレビを見ます。」
先生、おもむろに別の文のカードを貼り付けて、読み上げる。
先生「はい、ふたつの文をひとつにします。
ごはんをたべて、 テレビをみます。」
生徒 「ごはんをたべて、 テレビをみます。」
別の日(ここから、基本、生徒の発話、省略)
先生が ホワイトボードに2枚の絵と文
先生「映画をみます。 ボーリングをします」
別の文をはりつけ
先生「ふたつの文をひとつにします」
「映画をみたり、ボーリングをしたりします」
また別の日
先生、2枚の絵(スイッチと 電気)と文をホワイトボードにはりつけ
先生「スイッチを押します。 あかるくなります。」
途中の別の文、貼り付け(以下の回では省略)
先生「ふたつのぶんをひとつにします」
「スイッチを押すと、あかるくなります」
またまた別の日(以下、文のみ、実際には、ホワイトボードに絵や文をはってると思ってください)
先生「はれます。海へいきます。」
「ふたつの文をひとつにします」
「はれたら、うみへ行きます」
はい、今日はここまで。学習者の気分になって、先生の決めぜりふをじっくり味わってみましょう。
確かに二つの単文が、複文になるという意味では、「先生、ごもっとも」です。
でも、それだけでは、生徒はそれぞれの文の意味を理解できるのかな、という架空の先生の話でした。
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