先生としてのゴールとは?

「先生」としてのゴールとは 何ですか?

ここでいう「先生」は、なんでも構いません。

スポーツのコーチ、学校の先生、子育て中のお母さんだって言ってみたら、
「先生」です。

私にとって、何か、影響を与える力があって、
影響を受けている人がいるなら「先生」です。

で、その影響力を自覚してもらいたいんです。

あ、私は「先生」なんだって。

すると、「私の、今の一言、この人に影響を与えているんだ」と

意識的に考えられるようになってきます。すると、いろいろな所に意識が向いて「先生」「生徒」どちらにもいい影響が出るんじゃないかな、と思います。

で、どんな影響を与えたいか、じっくり考えてみませんか?

 

あなたが、誰かにとっての「先生」だったとして、

あなたの「生徒」にどんな影響を与えたいですか?

どんな人になってくれたら、うれしいですか?

どんな夢を実現してくれたら、一緒に喜べますか?

それを考えるのが、そして、それを実現するのが、

「先生のゴール」じゃないか、って思います。

だから、

「先生」としてやっていきたいこと、というのに対して、

A先生「教えることを極めたい」

いいですね、技術的なことかな、影響力、伝える力がアップしますね。

B先生「生徒がすくすく成長するのを邪魔しない」
おお、自立、自律を促す、夢をつぶさない、応援する先生かな、素敵です。

C先生「技術を教えるだけでなく、人格も育てたい」
これも素晴らしいですね。「技、心」の両面に影響力を発揮して、素敵な人を育てたいですね。

これは学校の先生だけでなく、親や先輩、など、いろんな人が接するときに、心の奥で考えていることじゃないでしょうか。私はそう思っています。

 

でも、たとえ、学校の現場で教えている先生だって、事務作業に追われて忘れてしまうことがあるかもしれません。

まして、ふつうの人が、後輩の悩み相談に乗っているときに、「自分は先生だ、影響力がある人なんだ、自分のゴールは、この人の夢を実現させることなんだ」とか、意識していないですよね。目の前の悩みに真剣に答える。素晴らしいことです。

 

そのうえで、時々、「先生」として、仕事として教師をしている人も、そうでない人も、「自分には影響力があって、その影響力を使って、目の前の「生徒」にどうなってほしいのか、何がゴールなのか」考えていく癖をつけていけたら、、、と思います。

 

意識して、影響力を行使して、人が輝いていく。最高ですよ。

それを見て、「先生」自身が輝きます。

 

あなたが目の前の人、友だち、後輩、子供、身近な人の「先生」だとして、

どんなゴールを考えますか?